電話でのご相談 [9時~18時まで受付中]
phone03-3779-1505
外壁のメンテナンスでは、塗装も大事ですが、目地シーリングの打ち直し(交換)をしてあげることも大変重要です。
最近の外壁材は窯業系サイディングボードが多く使われております。
デザイン性も豊富で、耐久性もよく、コスト的な部分でも選ばれる理由ですが、サイディングボードとサイディングボードのつなぎ目を目地といいシーリングで保護しております。
シーリングの耐久性は一般的に10年から長いものでも15年が交換の目安になります。
シーリングはボードのつなぎ目の見た目をよくすることと湿気が入るのを防ぐ役割とシーリング自体柔軟性があり、ボードのつなぎ目のクッションの役割もはたしております。
地震などの衝撃をやわらげボード自体を保護する役割も果たす重要な部位になります。
劣化したシーリングは全部外して新しいシーリングを打ち直していきます。
今回のシーリング材はシャープ化学工業のヘンセイシリコーンNB-LMを使用します。
マスキングテープで養生し、キレイにシーリングを注入し成形していきます。
今日の作業は丁寧にマスキングで養生し、シーリングをすべて打ち直ししました。
シーリングのメンテナンスは打ち増しと打ち替えがあります。打ち増しはやせ細ったり、剥がれたりしたところに部分的に注入して補修する補法で、打ち直しは古いシーリングをすべて交換する補修の方法です。
通常は外壁の塗装のタイミングで打ち替えをしてしっかりメンテナンスしてあげることが大事ですが、良心的じゃない業者によっては、安くしますよと目地の打ち替えもしなかったり、打ち増しでごまかすといったケースもありますので工事前によく確認して下さい。
大体外壁の塗装のタイミングで目地も劣化してきますので、せっかく足場を組んで工事をするのですからそのタイミングをのがして後回しにしてしまうと、後々また足場を組んで余計な費用負担をしてしまうことにもなりかねませんので、業者さんに事前によく確認相談して進めるようにしましょう。